【要約】「精神科医Tomyの気にしない力~たいていの心配は的外れよ」から学ぶ、幸せな人生になる方法【Tomy】

今回は、精神科医
ツイッターのフォロワーが35万人以上いる
Tomyさんの書かれた


精神科医Tomyの気にしない力~たいていの心配は的外れよ』


を解説していきます。
この方は、一言で言うと

「気になる」

への対処法を教えてくれる本です。
人間、誰しも生きていればいろんなことが気になるものです。

 

「あの人とうまくやっていけるかなぁ」
「このまま今の会社で働き続けて大丈夫かなぁ」

 

など、そういう「気になる」は、
何かの拍子に解決することがありますが、
その途端にまた新しい問題が発生したりするため、
結局、常にいくつかの「気になる」を抱えることになります。
そして実は、この「気になる」は、
そのまま悩みにもつながってしまいます。

だとすると、何事あんまり気にしないほうが
悩みの少ない幸せな人生になるとは、思いませんか?

この本の中では、
精神科医のTomyさんが「気になる」への向き合い方や
対処法を教えてくれています。
そこから、いくつかのポイントを抜粋して紹介していきます。

この記事を読めば、
「気になる」から解放されて幸せな人生を送れるでしょう。

 

 

 

今に目を向ける

「気になる」を減らすためには、

「生きる視点をどこに置くか」

が大事になってきます。
物事を考えるとき人は、基本的に

「未来」「過去」「現在」

の三つの視点のどれかに立っています。
そして、たくさんのことが気になる人は

「未来視点で考える癖が付いている可能性が高いです。」

未来視点に立っていると
「起きるかもしれない悪いこと」
を考えてしまうことが多いです。
例えば
「仕事で失敗したらどうしよう」
「このままずーっと独身だったらどうしようかなぁ」
など、など、
本当にそれが起こるかどうかわからないのに
勝手に先のことを考えてしまうから、どんどん不安になってきます。

「気になる」を減らすためには、
未来視点にならない方が良いでしょう。


一方で、
過去にとらわれすぎるのも、それはそれで問題です。

「ああしておけば良かった」「もっとうまくできたのに」

など考えていると生きづらくなります。

「現在視点でいる」ことが、一番いいのです。

未来や過去のことは、一旦脇に置いておいて、
現在起こっている問題には、ももちろん対応しますが、
現状何もなければ、何もしない
こういう生き方をしていれば、「気になる」が減って行くでしょう。

 

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取り敢えず行動する

筆者のTomyさん曰はく、
「気になる」が増える時には、
頭がお暇になっていることが多いそうです。
ちょっとした空き時間にぼーっとしている時
頭は暇だから不安や気になることを探し始めるのです。

 

例えば、
休みの日に家でだらだらと過ごしながら
ふと、「今の仕事を続けていいのだろうか」
など考えた経験はないでしょうか?

「気になる」を減らすためには、
あまり暇な時間を作らずに、行動的になった方がいいでしょう。

とりあえず近くのショッピングモールに行ってみたり、
書店で本を買って喫茶店で読んでみたり

とりあえず、何かしら行動してみましょう。
何かやっているだけで気がまぎれ、
程よい疲労で夜もぐっすり眠れるようになるでしょう。

 

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頭の中を整理する

「気になる」が増えてくると軽いパニック状態になって
「あれもこれも全部気になる!」と、なってしまうことがあります。
実際は、そんなに次々に問題が発生することなんてほとんどありませんが、
一度、冷静になって頭の中を整理するといいでしょう。

 

やり方は、
まずは今、気になっていることを全部書き出してみましょう。
すると、「意外と問題は少ないな」と気づいたり
「よく考えたらこれは別に問題っていうほどじゃないな」
と思えたりします。

 

続いては、書き出した「気になること」の中から
「自分ではどうしようもできないこと」を消していきましょう。

例えば、
世界情勢や地域の野球チームの勝ち負けなどは、
自分の力じゃ早々結果を変えられません。
そういうことは気にしていても仕方ないため、
気になるリストからカットしてしまいましょう。
リストから項目が減るだけでだいぶ気持ちはすっきりするはずです。
「悩んでいても仕方がないことは考えない」

 

ここまでできたら、残った項に優先順位をつけていきましょう。
やってみると、大問題だと思っていたことが、
実はそうではなかったりします。

 

そうして、ようやく対策を考えるフェーズに移ります。
ここでは、優先順位に関係なく
対策が思いついた項目から、順に埋めていくといいでしょう。

最後に、対策が終わった「気になること」はリストから削除してしまいましょう。

 

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過去の発言は誰も覚えていない

過去に自分が誰かに言ってしまったひどいことを思い出して
「うわあー--」てなってしまうことは無いでしょうか?
ですが、よく考えてみると会話の大半はすぐに忘れられてしまうものです。
もちろん
「あいつから言われたあの一言が頭から離れない」
と強烈に覚えている言葉もあるでしょうが、
そういうものは、人生の中でも数える程度でしょう。

 

もう一つ知っておいて欲しいのが、
相手からかけられた言葉をポジティブに取るか
ネガティブに取るかは、
「『文言』よりも『関係性』の方が重要になってくる。」
と、いうことです。

例えば、
尊敬している上司から「君のや見方は間違っている」
と言われたら、相手の言葉に真剣に耳を傾けるでしょうが、

一方で、嫌いな上司から同じように
「君のやり方は間違っている」と言われたら
今度は「何言ってんだこの野郎」と反発的な気持ちになるはずです。

以上のことを考えると
自分が行ったことを相手が覚えている可能性は限りなくゼロに近く、
そして、もし覚えられていてもその人は
自分との関係があまり良くないはずなので、
あんまり気にしなくていいでしょう。

 

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相手の反応がなければ待つ

例えば、
気になる女の子とラインをしていたとしましょう。
意を決して食事に誘ってみたのに、
返事が一向に来なかったら、、、
めちゃくちゃ気にするはずです。

それが一般的な反応のはずです。
ですが、大抵の場合は嫌われてなんかいません。
嫌いな相手から食事の誘いなんてきたら、
とりあえず適当な理由をつけてさっさと断るはずです。

だから、返事が来ない理由としては、
「今はスマホに触れない状況にいる」とか「行こうか行かないか迷っている」
などのことの方が可能性としては高いはずです。

 

LINEの返事が来ない時の最善種は

「待つ事」

です。
「今、忙しいのかな」などと余裕で構えられるといいですね。

 

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合わない人とは距離をとる

人間誰しも合わない人はいます。
そういう人とは、関われば関わるほど
「気になる」が増えてしまいます。
そのため、距離を取るようにするのが吉でしょう。

でも会社の人などは、距離を取りたくても取れないでしょう。
そこでもしも、物理的な距離が取れないのなら

「時間的」心理的な距離

を取るようにしましょう。


時間的な距離を取る

「時間的な距離を取る」というのは、
接触時間を減らす」
ということです。
合わない人とコミュニケーションを取るから嫌な思いをするのです。

例えば、
職場の上司と合わないなら
ランチは外で食事をしたり、
可能であれば外回りを増やしたりすれば良いでしょう。


心理的な距離を取る

心理的な距離を取るには、
「相手の言うことを真に受けないようにする。」
つまり、「スルーする。」ということです。
完全に、無視するのではなく
イメージとしては、
「心にシャッターを下ろして感度を下げる」
と、いう感じです。
相手の言うことにいちいち反応しないってことです。
俯瞰的な目線になって
「なんか言ってらぁ」
くらいに思えたら完璧です。


合わない人がいる時には、
ここで話した、
「時間的な距離」と「心理的な距離」を意識してみましょう。

 

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ちょっと暇なくらいがいい

ここからは、ちょっと趣向を変え変えて
「どうしたら気持ちが楽になるのか」
について話していきます。

本書では、
「ちょっと暇なくらいを目指すといい」
と、書いています。

例えば、
お笑い芸人さんでも
たまに劇場に出演するだけの人よりも
毎日のようにテレビに出ている人の方が売れている
と言われてもてはやされる。そういう風潮がありますよね。

暇は悪だと考えている人は、
多くの場合、他人に必要とされているかどうかが
幸せの判断基準となっています。

しかし、自分の必要性は当然のことながら
自分では決められません。
そのため、

「暇でもいいんじゃね」

と、人生をコントロールできる方が生きやすいでしょう。

本書では、
めちゃくちゃ忙しい訳でもないし、完全に暇な訳でもない
「もうちょっとやろうと思えばできる」くらいの状態でいると、
結構生きやすくなる。と書かれています。

 

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あんまり期待しない

筆者のTomyさんは
若い頃は、「周りも自分も期待だらけの人生だった」と語っているます。
勉強しろと言われたら、勉強して
この学校を目指せと言われたら、志望校に決めて
医者になるべきと言われたら、医学部に入ったそうです。

 

しかしTomyさんはその過程で
「他人の期待通りに進むと、また周りの期待が強くなる」
ということに気づいたそうです。

 

さらに期待が強くなればなるほど
「自分が苦しくなってくる」
ということにも気づいたそうです。

 

Tomyさんは私たちにこんなアドバイスをくれています。

「期待に対しては距離を置こう」

人の悩みの大半は、人間関係に関するものだと言われますが、
それは他人からの期待が根っこにあることが多いです。
人生を生きやすいものにするためには、
他人からの期待を上げすぎないように意識するといいでしょう。


完璧な自分を見せようとすると、
失敗した時に期待外れになってしまいます。
自分のことを大きく見せようとせず
等身大の自分で勝負するようにしましょう。

また、同じように他人にも過度な期待をしないこと‼
そうすれば相手に失望することもなくなります。
こんな感じで、上手に期待値をコントロールできるようになれば
だいぶ、人生が楽になるはずです。

 

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まとめ


・「今」に目を向ける

・とりあえず行動する

・頭の中を整理する

・過去の発言は誰も覚えていない

・相手の反応がなければ待つ

・合わない人とは距離をとる

・ちょっと暇なくらいがいい

・あんまり期待しない

 

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