【要約】「世界一やさしい才能の見つけ方」から学ぶ、才能を見つけ成功する方法5選【八木仁平】

今回は株式会社自己理解の代表取締役をしている

八木仁平さんの書かれた

 

「世界一やさしい才能の見つけ方」

 

を解説していきます。

この本は一言で言うと

自分の才能に気付かせてくれる本です。

 

 

この本には

「才能は誰にでもある」

と書かれています。

もし、ないと思っているのであれば

それは気づけていないだけです。

 

 

そんなことを言っている著者は、

コンビニのバイトを二ヶ月でクビになったり、

大学を卒業した後は

お金以外の働く目的を見失って、

うつ状態にもなっていたそうです。

 

ですが、

「文章を書いて人に伝える」という才能を見つけて

それを生かせるようになってから

ブログは累計2600万PV

始めて書いた本は三十万部も売れるなど

人生が激変していきました。

 

うまくいく人といかない人の差は

才能を生かしているか生かしていないかの差なのです。

 

 

今回の記事を読めば、

自分の才能を知ることができるようになるでしょう。

ついやってしまうことが才能

 

 

ここではまず、

「才能が見つからない人が勘違いしている五つの間違い」

について説明していきます。

 

それは、

「人より上手くできることが才能だと思っていること」

です。

 

何よりも速く走れたり

勉強ができる。ということが才能だと思っている人は、

残念ながら才能を見つけられません。

 

何故なら

「世界一うまくやれることなんてほとんどない」

からです。

世界には物凄い人が沢山いるので、

自分よりもうまくできる人がいるはずです。

 

なので、

「才能とは他人よりも上手くやれること」

と考えると、

才能を見つけられなくなってしまいます。

 

では、才能とはどの様なことなのでしょうか?

 

それは、

「つい、やってしまうこと」

です。

 

才能は呼吸みたいなもので

この世に生まれてきてから

自分が知らず知らずのうちに、ついやっていることなのです。

 

例えば、

ゲーム実況者が、ついゲームをしてしまったり

大食い選手がつい食べ過ぎてしまったり

電車オタクがつい電車を見てしまたり などです。

 

この他にも

つい行動してしまう、間観察をしてしまう

リスクを考えてしまう、人の気持ちを考えてしまう

これらも全て才能なのです。

 

才能をこのように考えると、

かなり見つけやすくなるはずです。

 

 

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憧れやなりたい自分になろうとするな

 

 

才能が見つからない人が勘違いしている

2つ目の間違いは、

 

 

「憧れやなりたい自分になろうとすること」

 

 

です。

 

そもそも憧れは、

「今の自分はだめだから、なりたい自分になろう」

という発想から来るものです。

 

つまり憧れは、

「自己否定」ということです。

 

多くの人は、

声、ビジュアル、スタイルなど

自分にないものを持っている人に憧れます。

 

ですが人は、みんな違います。

 

なので、

周りに目を向けるのをやめて

自分の良さに目を向け、それを生かしたほうがいいのです。

 

前に話したように、

才能とは、「つい自分がやっていること」です。

 

そのため、

自分の才能を見つけたければ、

憧れは捨てるべきでしょう。

 

 

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資格やスキルではなく、才能を見つけることが大事!

 

 

三つ目の間違いは、

 

 

資格やスキルを身につければ成功できると思っている

 

 

ということです。

 

資格やスキルは確かに大事ですが、

その前に、

自分の才能を見つけておくことが大事になります。

 

というのも

才能は一生変わらないものですが、

スキルや知識は古くなるものだからです。

 

例えば、

英語が話せる、漢字を描く、絵を描くなどのスキルは

いまは、AIによってどうとでもなりますし、

漢字がかけなくても特に問題はありません。

 

ですが自分の生まれつきの才能は、

時代がどれだけ変化しても一生変わらないものです。

つまり、

自分の才能さえ分かっていれば時代が変化しても

自分の才能を生かせる仕事を見つけやすいのです。

 

まずは、

スキルや知識を付ける前に

土台となる自分の才能をはっきりさせておくべきなのです。

 

 

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努力しても才能がないとなんとかならない

 

 

四つ目の間違いは

 

 

努力すればなんとかなると思っている

 

 

ということです。

 

例えば

努力すれば歌が上手くなり

努力すれば野球選手として活躍できる

というのは、才能がないと難しそうですよね。

 

その他にも

コンビニの店員は、人と接するのが得意な人

配達員は、移動するのが好きな人の方が有利です。

 

残念ですが全ての仕事は、

まず才能がないといくら努力してもうまくいきません。

 

そして、

才能とはその人がついやってしまうことです。

そのため自分の才能があることに関しては、

努力をしているという感覚がないものです。

 

実際に経営学者である

ピーター・ドラッカー先生はこう言っています。

「努力しても並にしかなれない分野に

 無駄な時間を使わないことである。」

「強みに集中すべきである。」

「無能を並みの水準にするのは、

 一流を超一流にするよりも

 はるかに多くのエネルギーを必要とする。」

 

自分の才能がないところで努力するのは、

ある意味、努力とは言わず、

努力に逃げているだけなのかもしれません。

 

 

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成功者から学んでも成功できない

 

 

五つ目の間違いは

 

 

成功者から学べば成功できると思っていること

 

 

です。

 

そもそも、

自分と成功者とでは持っている才能が違います。

当然成功する方法も違ってきます。

 

毎日一人でブログを書き続けて成功する人もいるし、

コードを書いて成功する人もいるし、

不動産で成功する人もいるわけです。

 

そのような人たちが、

「とにかく行動しろ」「行動する前に考えろ」

「人脈が大事」「人脈なんてどうでもいい」

「寝ずに仕事をしろ」「睡眠を一番優先するべき」

など様々なことを口にしますが、

それは、成功する方法が人それぞれ違うからです。

 

成功者の話を聞いていると

成功する方法が人それぞれ違うため

かえって混乱してしまいます。

 

 

では何を参考にすればいいのでしょうか?

 

それは、

 

自分の過去の実体験

 

です。

 

今までの人生で幾度となく

失敗や成功を積み重ねてきたはずです。

 

自分がどういうことをついやってしまうのか

どういうことが得意で、何が苦手なのか

 

まずは、

その自分の内側を分析することが大事なのです。

 

詰まるところ、

 

「自分の頭で考えろ」

 

ということです。